国税庁より「平成24年度における相続税の調査の状況について」が発表されました。
国税庁より、「平成24事務年度における相続税の調査の状況について」が発表されました。(ちなみに、税務署でいう事務年度とは、7月から6月を言います。)
これは、平成24年7月から平成25年6月までに実施した相続税の実地調査の状況をまとめたものです。
これによると、今回の調査対象は、平成22年及び23年中に発生した相続税を中心に、国税局や税務署で収集した資料情報を基に、申告額が過少又は無申告と想定されるものに対して実施されたものです。
実地調査件数は12,210件(平成23事務年度は13,787件)、このうち申告漏れ等の有った件数は9,959件(平成23事務年度は11,159件)で、割合は81.6%(平成23事業年度は80.9%)となっています。
申告漏れの課税価格は3,347億円(平成23事務年度は3,993億円)で、実地調査1件当たりでは2,741万円(平成23事務年度は2,896万円)となっています。
申告漏れ相続財産の金額の内訳としましては、現預金等が最も多く1,236億円、続いて土地560億円、有価証券431億円の順となっています。
追徴税額(加算税を含む)は610億円で、実地調査1件当たり500万円となっています。
重加算税(悪質と判断されたもの)の賦課件数は1,115件(賦課割合11.2%)となっています。
その他グラフで紹介もされているので、詳細は国税庁HPを参考にしてください。
当事務所では相続に関する経験も有りますので、安心して申告をしていただけます。
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